雲辺寺の五百羅漢  
 
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遍路検定 
  
西国33ヵ所  
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 お遍路6巡目    2017.5.8 急に思い立ち Wake で四国遍路に出かけた。 ボチボチ継続中。 
 お遍路5巡目 5巡目は夫婦で遍路&野宿で遍路、wake遍路のいろいろ版。   
 2015.5.24~ 「wake」で一人遍路、46番浄瑠璃寺から74番甲山寺まで。いろいろ遍路の5巡目はこれで完結!  
 お遍路4巡目   4巡目は夫婦で区切り区切りの刻み打ち。
 2008.1.11 から始めた夫婦の車遍路、2011.5.3 3年余りかかってかってようやく結願なる!。  
 お遍路3巡目  3巡目は歩き遍路、2回の区切り打ち。 
 お遍路2巡目  2巡目は歩き遍路、通し打ちの37日間の日記です。   
 お遍路1巡目   1巡目は車で廻った9日間の日記です。  
2019/5/24 矢田寺88ヶ所を歩いてきました。
2016/7/13(水)~7/17(日) 四国番外霊場参拝クルマ旅。  
2010.4.11 から浪速Wの3人で小豆島をお遍路しました。 
 平成13年(2001)11月11日から単独で5日間掛けて島四国(小豆島)をへんろしました。 

  お遍路を思いついたのは長年の会社勤めが終わり定年になった2001年5月のことだった。
このときは定年になれば「野宿のできる車を買って日本一周を」が夢だった。
で、先ずは手始めの練習にとハリヤーを買って四国遍路に・・・。これが1巡目9日間の「車遍路」だった。60才。

 この「車遍路」の際、道中や結願所での歩き遍路の姿に感動したワタクシは翌々年(2003年)秋に「歩き遍路」に挑戦した。
「歩き遍路」もいわゆる「野宿」にこだわり、一人用のテントを買い一人寝用のシュラフを買い勇んで出かけたが、

荷物のあまりにもの重さ肩の痛さに泣かされて、
テント・シュラフは勿論殆どの荷物を牟岐駅の「民宿あずま」から自宅宛返送しオヤド泊で結願した。
これが「2巡目37日間歩き遍路」である。62才。

前回の荷物の重さに参った経験から、
今回はとにかく「身軽に」を心がけたが今度は風邪を引いて調子が悪くなり、
その上横峰寺での山中での大嵐で完全に体調を壊された。
やむなく一旦自宅に帰り区切り打ちで何とか結願した「3巡目また又歩き遍路40日」。65才。

その後2008年~2011年にかけて旅行社のツアーとマイカーでの「4巡目の夫婦遍路」、70才。

2012年~の旅行社&マイカー&友との野宿歩きの混合遍路「5巡目のお遍路旅日記」

「6巡目はぼちぼちの遍路を実行中」


   四国のお遍路っていったい何なんだろう?

弘法大師が修行のために遍歴して歩かれた跡を慕って四国88ヶ所の札所に巡礼する旅を「遍路」と言います。
遍路の道は、弘法大師によって開かれた「遍照金剛の道」、
遍路者は一様に「天の導き」のようなものを感じ自然に歩かされて行く無礙の大道です。
お寺へ参れば先ず本堂をお参りし、大師堂に参り、納経所へ寄ってお参りし、お納めした写経の受領印を押してもらうのが普通です。
遍路の道は長い旅です。362里、1450Kmにも及びます。

 阿波の国は「発心道場」、土佐の国は「修行道場」、伊予の国は「菩提道場」、讃岐の国は「涅槃道場」と四つに分けられています。

日本最初の英和辞典では、「Passport」を今日のように「旅券」とは訳さず、「往来手形」と和訳しています。
昔、他藩に旅をするとき、旅人は必ずお寺で「往来手形」を発行して貰わなければなりませんでした。
即ち身分証明書であり国内の旅券であります。そして、この手形には、
「万一、病死つかまつり候わば、この方へ御沙汰申すに及ばず候、所の御作法をもって取置(埋葬)くださるべく候」
と書き込まれるのが常でありました。
死んでも連絡無用、という非情な片道切符は、当寺の巡礼の旅路の性格を示していると言えましょう。
・・・・・中略・・・・・

したがって、その旅の衣は当然のことながら死出の衣装をも意味し、浄衣であり白衣でありました。~~~
・・・松尾 心空・・・

「人はみな決まった道を行くものだと、今までおぼろげに考えていたが、それがよく分かった。
ちょうど八十八ヶ所のように、決まったところを通って、先人たちの歩いた道を同じく自然に、里帰りの道のごとく、
何らかの生命の糸に導かれて、休みなく、死ぬまで進んで行くのだ。
死んでからの道も決まっているのかもしれないし、未生の間もその道は定まっていたのかも知れない。
ただその時々に応じて、勢いの加わるときもあり、波のように上下して騒ぐことはあっても、
定まった糸に導かれていることは変わらない。
・・・元奈良市長 鍵田 忠三郎・・・

元奈良市長の鍵田忠三郎さん(故人)は四つの難病で医者から死を宣告されたが、
弘法大師を頼って四国遍路に旅立ち、四国の大自然の中で難行、苦行して生死の限界をのりこえ全快している。
「一切のことに関してお導きをたまわり、お蔭で四つの大病を持ち、身を投げてかかった私が、
精神的にも肉体的にも、直接お大師と四国の山野の霊気に鍛えていただき少しく自信をもった」
と鍵田さんは大師のおかげで健康をとり戻したことに感謝している。

 神・仏を信心しないワタクシに何度か歩けば【おかげ】【感謝】とか少しは殊勝な気持ちが出来るものだろうか?

四国88ケ所 各寺の朱印・御影・説明は↓の寺名をクリックしてください。
発心の道場(阿波・徳島県)
1番:霊山寺(りょうぜんじ)
2番極楽寺
(ごくらくじ)
3番金泉寺
(こんせんじ)
4番大日寺
(だいにちじ)
5番地蔵寺
(じぞうじ)
6番安楽寺
(あんらくじ)
7番十楽寺
(じゅうらくじ)
8番熊谷寺
(くまがやじ)

9番:法輪寺
(ほうりんじ)

10番切幡寺
(きりはたじ)

11番藤井寺
(ふじいでら)

12番焼山寺
(しょうざんじ)

13番大日寺
(だいにちじ)

14番常楽寺
(じょうらくじ)

15番国分寺
(こくぶんじ)

16番観音寺
(かんおんじ)

17番井戸寺
(いどじ)

18番恩山寺
(おんざんじ)

19番立江寺
(たつえじ)

20番鶴林寺
(かくりんじ)

21番太龍寺
(たいりゅうじ)

22番平等寺
(びょうどうじ)

23番薬王寺
(やくおうじ)

修行の道場(土佐・高知県)
24番最御崎寺
(ほつみさきじ)

25番津照寺
(しんしょうじ)

26番金剛頂寺
(こんごうちょうじ)

27番神峯寺
(こうのみねじ)

28番大日寺
(だいにちじ)

29番国分寺
(こくぶんじ)

30番善楽寺
(ぜんらくじ)

31番竹林寺
(ちくりんじ)

32番禅師峰寺
(ぜんじぶじ)

33番雪渓寺
(せっけいじ)

34番種間寺
(たねまじ)

35番清滝寺
(きよたきじ)
36番青龍寺
(しょうりゅうじ)

37番岩本寺
(いわもとじ)

38番金剛福寺
(こんごうふくじ)

39番延光寺
(えんこうじ)

菩提の道場(伊予・愛媛県)
40番観自在寺
(かんじざいじ)

41番龍光寺
(りゅうこうじ)

42番仏木寺
(ぶつもくじ)

43番明石寺
(みょうせきじ)

44番大宝寺
(だいほうじ)

45番岩屋寺
(いわやじ)

46番浄瑠璃寺
(じょうるりじ)

47番八坂寺
(やさかじ)

48番西林寺
(さいりんじ)

49番浄土寺
(じょうどじ)

50番繁多寺
(はんたじ)

51番石手寺
(いしてじ)

52番太山寺
(たいさんじ)

53番円明寺
(えんみょうじ)

54番延命寺
(えんめいじ)

55番南光坊
(なんこうぼう)

56番泰山寺
(たいさんじ)

57番栄福寺
(えいふくじ)

58番仙遊寺
(せんゆうじ)

59番国分寺
(こくぶんじ)

60番横峰寺
(よこみねじ)

61番香園寺
(こうおんじ)

62番宝寿寺
(ほうじゅじ)

63番吉祥寺
(きっしょうじ)

64番前神寺
(まえがみじ)

65番三角寺
(さんかくじ)

涅槃の道場(讃岐・香川県)
66番雲辺寺
(うんぺんじ)

67番大興寺
(だいこうじ)

68番神恵院
(じんねいん)

69番観音寺
(かんおんじ)

70番本山寺
(もとやまじ)

71番弥谷寺
(いやだにじ)

72番曼荼羅寺
(まんだらじ)

73番出釈迦寺
(しゅっしゃかじ)

74番甲山寺
(こうやまじ)

75番善通寺
(ぜんつうじ)

76番金倉寺
(こんぞうじ)

77番道隆寺
(どうりゅうじ)

78番郷照寺
(ごうしょうじ)

79番天皇
(てんのうじ)

80番国分寺
(こくぶんじ)

81番白峯寺
(しろみねじ)

82番根香寺
(ねごろじ)

83番一宮寺
(いちのみやじ)

84番屋島寺
(やしまじ)

85番八栗寺
(やくりじ)

86番志度寺
(しどじ)

87番長尾寺
(ながおじ)

88番大窪寺
(おおくぼじ)


https://photos.google.com/album/AF1QipN3cmdmpSgT54ujDi6SqVY9WrukLn0qRadYRcCt