前回の記録  小豆島MAP 参 拝 順
島四国三人で歩き遍路  
はじめに 
あるとき豊岡氏・藤原氏・ワタクシの3人でお遍路の話で盛り上がった。 
本四国は歩くと一月以上の日数を要するので、手軽に小豆島を歩いてみようと話がまとまった。 
ただ、豊岡氏はテントを担いで歩きたいという。 
ワタクシは重たい荷物は体が持たないのでヤド泊まりで歩きたい。 
 
以下にその遍路を記録する。 
2010.4.11 (1日目) 雨
7:45 自宅をスタート。小雨が降っている。
8:50 JR大阪駅で集合して、姫路駅へ・・・。

10:05

 姫路駅に着いて改札出口の女性に「姫路港行きのバス乗り場」を聞いたら、「北の方です」と手で方向を示してくれた。
 藤原・豊岡氏が別の男性に聞くと「南の方です」とまるで反対の方を指差す。
本当は「南の方」だった。 
 JR姫路駅の案内女性よ! 間違ったことを教えるな! 
バスは20分ほどで姫路港に到着する。 
11:15

12:55
フェリー出航。

1時間40分の乗船時間。

オリーブ丸

13:15

港の前のみやげもの屋で納経帳・杖を買い求め、いよいよ遍路のスタート。

いよいよスタート

13:40

みやげもの屋から裏手山側に緩やかに登って行くと参道にはピラミッドのように三角に積まれた墓石が目を引く。 
 84番雲海寺、85番本地堂(ホンチドウ)。
 84番では82・83・84・85番の朱印をまとめて押してもらう。


参道の墓石

84番雲海寺、85番本地堂正面

この近くに83番福田庵があるはずだが、なかなか見当たらない。 
仕方なく、帰りにしようと次を目指す。 
途中、はっさくの接待を受け歩いていると、雨が降ってきた。カッパを着る。 
今晩の予定の宿「ひろきや」に確認電話を入れ、到着予定時間を尋ねると当浜庵から1時間半くらいという。 
17:00頃到着か、と3人で頑張って歩く。 
15:20

86番当浜庵(アテハマアン)。

雨の中をもくもくと歩く。

86番当浜庵
16:10

87番海庭庵(カイテイアン)。

南風台のヤシの木の海岸沿いを歩き、

87番海庭庵


17:00
88番楠霊庵(ナンレイアン)。 
この庵ではご近所の奥さん方がお守りをしている。 
5時になったのでもう帰ろうとしていたところへ我々の到着で慌てておぜんざいのお接待。 
甘くて元気が出た。 
その先に楠霊庵の奥の院妙典庵にもお参りする。 
 
もう、5時になっているのに「ひろきや」さんのいう到着予定には程遠い。 
「ひろきや」の奥さんの足が速いのか? 我々の足が遅いのか?  
 
 雨はシトシト、シトシトと降り続く。

88番楠霊庵

18:35

 スタートして5時間20分、ようやく「ひろきや」に着いた。
テントを担いできた豊岡氏はテントが濡れたら明日テントが重くなると「ひろきや」に素泊まりを頼む。 

本日の歩行数:29,370歩
2010.4.12 (2日目) 雨
6:15 朝食。 今日3連泊目で10日ほどかけてゆっくり歩くという、名古屋のご夫婦(中小原さんという)と話す。
7:10 「ひろきや」出発。
7:15



11番観音堂。

本尊はイタチだという。

近所の堂守りのおじさんが「このイチョウは世界一」だと威張っていた。

11番観音堂


8:05

8番常光寺。

この寺では2、4、7、8、9、10、11番の朱印をもらう。

ここの桜は「ジョウコウジ桜」といい、花期が2月から咲き始めるという。

8番常光寺

8番常光寺

8:25

9番庚申堂(コウシンドウ)。
島四国では堂といい、庵といい、坊といい無人で寂れた札所が多い。 
八十八ヶ所の内、30ヶ所(番外藤原寺と総本院を含む)が朱印をもらえる寺だ。 

9番庚申堂

 83番では所在を見落としたが、ここ庚申堂もちょっとわからず迷った。
前回平成13年に一人で島四国遍路を巡ったが、よく廻れたなあと感心する。 

8:50

7番向庵(ムカイアン)。

ちょっと小高いところにある。

7番向庵

7番向庵

9:45

 向庵から遍路道を息を切らして、少し登ると2番 碁石山(ゴイシザン)。
 山岳の寺でまさに修行場。

この勾配

この石段!

山頂の修行大師 天気がよければ絶景だ

10:15

向庵から山道をたどり、1番洞雲山(ドウウンザン)。

1番洞雲山 大師堂

夏至観音

雨の中だが、山頂の修行大師、夏至観音の絶景に救われた。
10:30
3番観音寺の奥の院隼山(ハヤブササン)。

3番観音寺の奥の院隼山。
11:15


3番観音寺。

ここでは1、3、3の奥の院、5、6、86番の朱印。

観音寺まで山から下るとこれから海岸沿いの平地でありがたい。

3番観音寺。
11:50


4番古江庵。

2日目は朝からずーっと雨続き。 庵の屋根を借りて昼食。

境内は工事中。

4番古江庵
12:18





5番堀越庵。

古江庵から海岸沿いに雨の中を進む。

 少し小雨になって止むのかな?と思うも一瞬、やはり止まない。
外からの雨はカッパが防いでくれているが、内からの汗が外へ出て行かない。 
カッパの内側はドボドボに水滴が・・・。 

5番堀越庵

13:45

6番田ノ浦庵。

隣には二十四の瞳で有名な岬の分教場。

雨であまりにも寒いのでお土産用のお酒を買って体を温める。

6番田ノ浦庵

岬の分教場

14:40

半島突端の田ノ浦から海岸をバックして、8番栄光寺。

2、4、7、8、9、10、11番の朱印をもらう。

ここまで戻ると「ひろきや」がすぐそばだ。

8番栄光寺

栄光寺の手入れされた境内
16:00

12番岡ノ坊。

庵・堂・坊のなかでこの岡ノ坊が一番立派な建物に思う。

12番岡ノ坊

16:15

 「ひろきや」に着いた。
全身ずぶぬれ。 体は冷え切って一番にお風呂に飛び込む。 

 夕食時愛知知多から来たという中小原夫妻と話がはずむ。
この夫婦、10日ほどかけてゆっくり遍路するという。 

本日の歩行数:36,171歩
2010.4.13 (3日目) 曇り
今日はなんとか天気はよさそうだ。

8:00

 14番清滝山(キヨタキサン)からスタート。
この寺が小豆島で一番の高地海抜500mにあるという。 

14番清滝山 山門

14番清滝山
8:55
清滝山からゆるやかに自動車道を下り、20番仏ケ滝(ホトケガタキ)。

20番仏ケ滝

9:25

仏ケ滝から厳しい坂道を登る。18番石門洞(セキモンドウ)。

厳しい坂道

18番石門洞
今日は雨がないので、苦しさも修行と笑っていられる。

 この寺の裏の石門をくぐって山道を登り、寒霞渓を目指す。
やはり厳しい。1000mで寒霞渓、三笠山山頂。 


石門

石門から寒霞渓の間の松茸岩

寒霞渓頂上

寒霞渓からはロープウエイで下る。秋には紅葉がすばらしいだろう。

ロープウエイから山道を下り、ダム工事で通行止めの道を目をつぶってもらって通り抜ける。

12:05

19番木下庵。

19番木下庵

19番木下庵

木下庵まで降りると平地になる。

12:58

17番一の谷庵。

17番一の谷庵

17番一の谷庵
13:15



16番極楽寺。

この寺は朱印をもらう寺。

16、17、18、19番をまとめて押してもらう。

16番極楽寺
13:45

14:20


15番大師堂。

ここをスタートしてから「あっ」手帳を落とした、と後戻りして探すも見当たらない。 
 あきらめて次の寺まで行ったらリュックの中にあった。

30分のロス!

15番 大師堂

14:50

21番清見寺(セイケンジ)。

朱印は20、21、22、23、87番分。

 清見寺から次へ歩くとウサギの形をした石の像があり、クルクル廻っている。
「?」電気で廻してるのかな?とよく見ると風で廻っているみたい! 


21番清見寺

廻るウサギの石像
15:28
道路から少し入り墓の上に22番峯之山庵。

22番峯之山庵


15:40
23番本堂。

本堂のそばに「為三界萬霊」と書かれた石碑あり。

豊岡氏が「三界??」と聞く。 
即答出来なかったが、 
 
一切の衆生が生死流転する迷いの世界のこと。 
 「欲界」(淫欲・食欲の二欲を有するものの住む所)
「色界」(前記の二欲を離れたものの住む所) 
「無色界」(物質を超えた世界)の三つの世界をいう。 

「女三界に家なし」(女に安住の場所なし)とか使う・・・。

23番本堂
16:20



24番安養寺。

24、25番の朱印をもらう。

住職が犬好きなのかたくさんの犬が鎖に繋がれている。

ワンワン吼えるのでお菓子をやっていたら、藤原氏が「つぎの寺の納経に遅れるよ」とせかされた。

24番安養寺

16:35

 25番誓願寺庵。
 27番桜の庵。
26番の奥の院。 

25番誓願寺庵

27番桜の庵

26番の奥の院



17:00
26番阿弥陀寺。

納経は5時までとなっている。あせった、ギリギリセーフ。 
住職さんに遅れたことをお断りすると「いいですよ」と。26、27番の朱印をもらう。 
 
豊岡氏が「この付近ではテントを張るにはどこがよろしいか?」と尋ねると 
 住職さんが親切にも「桜の庵の部屋で寝なさい」と一室を提供してくれた。

電気あり、畳あり、サイコーと思ったが・・・

26番阿弥陀寺

17:30

森口屋旅館着。

 豊岡氏はいろいろ検討の末、森口屋旅館裏にテントを張ることにする。
 残り我々二人はもちろん宿泊まり。

夕食時、名古屋の中小原さん、栃木の11回目のへんろさんと話が弾む。

森口屋旅館

豊岡氏の豪邸

・今朝は疲れのせいで目が覚めなかった。

・石門洞から寒霞渓までの石段は雨で濡れて滑りやすく難儀した。

本日の歩行数:41,497歩

 2010.4.14 (4日目) 曇り
5:50 起床。
7:10






森口屋旅館をスタート。 海岸沿いを歩く。

1時間ほど歩いていたら、海岸を見下ろす景色のいいところの別荘の人(森川さんという)に道を尋ねる。

 この方、飴玉のお接待をしてくれ親切に道を教えてくれて、そのほかいろんなことをお話してくれた。
大阪長居公園そばに家があり、この別荘と往復してるんだとか。 
学園前にも家があり、関西歩け歩け協会のメンバーだとも・・・。 

海岸沿いを歩く

8:50

28番薬師堂。


洞の横のお墓ではご夫婦で墓掃除している。

ここからへんろ道になる。

28番薬師堂

ここからへんろ道に

へんろ道








10:10
29番風穴庵(カザアナアン)。

29番風穴庵

 風穴庵から次の寺への道脇にはイタドリ・タラの芽等山菜がたくさん目に付く。
自動車でその山菜を取りに来ている人がいた。 
1055



30番正法寺(ショウホウジ)。

この寺、無人で朱印は自分で勝手に押捺するようになっている。 
28・29・30番の3ケ寺を押捺。 

30番 正法寺

11:30

31番誓願寺。朱印をもらう、31番のみ。

境内の大きなソテツは樹齢1000年以上といわれ、国の天然記念物に指定されているとか。

31番誓願寺

樹齢1000年以上のソテツ

12:00
12:15
12:55

 愛染寺の奥の院。
34番保寿寺庵(ホジュジアン)。 
32番愛染寺(アイゼンジ)。 32、34番の朱印をもらう。この寺の境内には樹齢900年のシンパク。 

愛染寺の奥の院

34番保寿寺庵

32番愛染寺

13:25

33番長勝寺(チョウショウジ)。

33、35、42番の朱印をもらう。

前回(平成13年11月)に遍路したときにはこのお寺はたしか工事中だったように思う。 
今回本堂は立派になっている。 
 聞けば、「90歳のおばあさんが東京から突然やってきて13億円の本堂を寄進してくれた」と住職夫人が言っていた。
今102歳で健在中とのこと。 

33番長勝寺

33番長勝寺

14:20

40番保安寺。

 ここで40、41番の朱印をいただく。
若い住職夫人が親切に押してくれた。 

あとでわかったことだが、この方が前回平成13年に仏谷山でお話した若奥さんだったのだ。

この寺から仏谷山に向けて険しい遍路道に入る。

40番保安寺

遍路道
15:10





41番仏谷山(ブッコクサン)。

ここに住職夫人がおられたので前回の遍路のときのことをお話しすると 
「若奥さんは下の保安寺にいる」とのこと。 
残念!!分かっていたらさっきの保安寺の若奥さんとお話できたのに・・・。 

次の西の滝へは山門に向かって右側から遍路道を歩む。

41番仏谷山 山門
15:30



42番西の滝。

 ここからの下界は絶景だ。
なんと見晴らしのいいことよ。 

42番西の滝

16:13
16:30

 35番林庵。 ここから下り道。疲れてきた。
 39番松風庵。さらに下る。シンドイ。


35番林庵

39番松風庵
16:40


38番光明寺。38、39番の朱印。

 森口屋にケータイする。
次の明王寺まで迎えに来てくれる。 

38番光明寺

17:10

36番釈迦堂。

屋根の葺き替え工事中。 
  当堂は重要文化財のため瓦の吹き替えも国の指定業者に限られるとのこと。 当寺は奈良の業者にしたとのこと。
普通の瓦は600〜800度で焼くが、ここの瓦は1200〜1600度で焼くとのこと。 

37番明王寺。36、37番の朱印をもらう。

待っていると森口屋さんが迎えに来てくれた。

36番釈迦堂

37番明王寺
今日はヒンヤリした一日だったが雨がなく快適だった。
よく歩いた。 足が棒! 
明日の宿は森口屋さんが紹介してくれることになった。 

本日の歩行数:42,508歩
2010.4.15 (5日目) 雨のち曇り

5:40
7:15

起床。 
森口屋スタート。 

スタート前

中小原夫妻
7:20 昨日迎えに来てもらった36・37番まで送ってもらってへんろスタート。 小雨が降っている。

8:00

 45番地蔵寺堂。
 43番浄土寺。43、44、45番の朱印。

45番 地蔵寺堂。 

43番 浄土寺

昨日の森川さんからケータイが入る。紹介した宿の所在を説明してやろうと。 
せっかくのご紹介だが、地理的な都合でお断りした。 謝々。 

浄土寺では住職さんがご丁寧に次のお寺の地図を書いてくれた。

8:32

44番湯舟山(ユブネサン)。

 このお寺から次へ歩いていると千枚田が青々と美しい。
 湯舟山は小豆島名水100選の一つというが納得する。


44番湯舟山

美しい棚田
9:00





47番栂尾山(トガノオサン)。

右の写真の通り、本堂は岩壁の中にある。


今日の宿の「大国屋」から泊まりの確認のケータイが入る。

ここからへんろ山道を下る。

47番栂尾山
9:14
9:25

 48番毘沙門堂。
 46番多聞寺。 46、47、48番の朱印をもらう。

ここでしばらく連れ歩いた中小原さんと別れる。

48番毘沙門堂

46番多聞寺

10:00

74番円満寺。 74番のみの朱印をもらう。

お参りを済ませ次へ進もうとしているところへ住職夫人が納経ですか? と声をかけてくれた。 
3人揃って「あっ」。 納経寺であること、うっかりしていた。 

74番円満寺

74番円満寺

自動車道を下る。
10:45
11:00

49番東林庵(トウリンアン)。 
50番遊苦庵(ユウクアン)。 

49番東林庵

50番遊苦庵

11:18

52番旧八幡宮。

見落として行き過ぎるところだった。

ここには応神天皇がお手植えされたというシンパクがある。すごく大きい!!

52番旧八幡宮

応神天皇がお手植えされたというシンパク

11:25
11:25

 51番宝幢坊(ホウドウボウ)。
54番宝生院(ホウショウイン)。 

この寺では49、50、51、52、54、55、56番の朱印。

51番宝幢坊

54番宝生院

11:52
12:05

 55番観音堂。
56番行者堂。 ヒルメシとする。 

このあたり、やはりへんろ山道でかなり苦しい。

55番観音堂

56番行者堂

12:53

ギネスブックに載せられたという世界一狭い、土渕海峡を渡る。

9.93mの海峡を渡ってしばらく行くと石奉行陣屋跡があった。 
海峡を渡ると特に「町らしさ」を感じる。交通量も多い。 

土渕海峡

石奉行陣屋跡

13:03

58番西光寺。 58、58の奥の院、59、60、61、62、63、64番と8ケ寺の朱印。

裏手には奥の院「誓願の塔」がある。

ひときわ目立つ朱色の山門、境内には尾崎放哉・種田山頭火の句碑があった。

西光寺 朱色の山門

誓願の塔

尾崎放哉・種田山頭火の句碑

13:50
14:20

 59番甘露庵。
60番江洞窟(ゴウトウクツ)。 

甘露庵から海岸沿いを歩く。 海岸の向こうには四国の台形の屋島がボンヤリ眺められる。

江洞窟の中は名前の通り岩窟の中にあり、夏場はとても涼しいらしい。 昔は近所の子供たちがここで遊んだと住職さんが言っていた。

59番甘露庵

屋島がボンヤリ

60番江洞窟

江洞窟から半島を廻るように海岸沿いを歩く。

15:13
16:25
16:30

61番浄土庵。 
62番大乗殿。 
63番蓮華庵。 

61番浄土庵

62番大乗殿  63番蓮華庵

16:50

 半島を廻りきり土庄の街中に戻り「総本院」で参拝。
中には誰もいない。 

小豆島霊場総本院
17:00
64番松風庵。 

石段を登って本日の打ち止め。

64番松風庵

17:30

宿の「大国屋」に到着。 
大国屋は土渕海峡の目の前にあった。土渕海峡を渡り、市役所で「世界一狭い海峡横断証明書」をもらう。 
本日22ケ寺の参拝。小雨も降り涼しい1日だったが、やはり疲れたぁ〜〜。 
大国屋のお風呂に浸かり、前回もたしかこの宿で泊まったと思い出した。 
夕食えびのオドリが出ての豪華料理に大満足。 
豊岡氏はテントはやめにして我らと一緒に泊まる。 

土渕海峡横断記念

本日の歩行数:43,000歩
 2010.4.16 (6日目) 雨
6:15 起床。

7:10

大国屋をスタート。

今日も雨!寒い!

7:20



57番浄源坊。 ここで住職にお参りの作法を教えられる。 裏手階段を上って 
53番本覚寺。 53、57、65番の朱印をもらう。 
65番光明庵。 

57番浄源坊

53番本覚寺

65番光明庵

8:40

 66番等空庵。
90歳だというおばあさんが「23年間お正月の一日以外はずっとこの庵のお守りをしている。」と言っていた。 

66番等空庵 このおばあさん毎日お守り

9:00




68番松林寺。 66、67、68番の朱印。

折鶴70万羽達成と同じ大きさの折鶴が奉納されていた。


68番松林庵

70万羽の折鶴

9:30
9:45
10:40

67番瑞雲堂(ズイウンドウ)。 
69番瑠璃堂(ルリドウ)。 
70番長勝寺。 69、70番の朱印。 この寺は大石内蔵助のゆかりの寺という。 

67番瑞雲堂

69番瑠璃堂

70番長勝寺
11:30



71番滝の宮堂。

ここから45分間へんろ登山道。

そのあと、ガリガリの岩場。そしてくさり場。

71番滝の宮堂

12:40

13:40

72番の奥の院、笠が滝の岩場。

雨のため足元は滑りやすい。そして鎖は濡れていて冷たい。 
 とても危険なためここの参拝は午後2時までとなっている。

笠が滝の岩場


笠が滝の岩場

笠が滝の岩場
13:40
73番救世堂(グゼドウ)。

73番救世堂

13:55

72番滝湖寺(リュウコジ)。 72、72の奥の院、73番の朱印をもらう。

笠ケ滝本坊と書かれた山門をくぐり進む。

本堂で納経のため鐘を叩けども誰も出てこない。

やむなく納経場所まで上がりこみ勝手に押印していたら住職が帰ってきた。

72番笠ケ滝本坊

72番滝湖寺

14:40

滝湖寺から大聖寺に向け歩いていると、左手に大きな仏像。 
小豆島大観音。 

小豆島大観音

15:00

15:15

75番大聖寺。 71、75番の朱印。 この寺のボタンが美しい。 雨は降り続いている。

金剛寺の奥の院 三暁庵。

75番大聖寺

大聖寺境内のボタン

金剛寺の奥の院 三暁庵
15:45

77番歓喜寺。

77、78番の朱印。

77番歓喜寺
16:15




76番金剛寺。 76、76の奥の院の朱印。

歓喜寺から道を間違えてバックしていると犬連れの奥さんが、話しかけてきた。 
金剛寺の住職夫人だった。 

納経を済ませ「笠ケ滝で手が冷たく凍えた」というと、軍手を接待してくれた。

76番金剛寺







16:45
17:20
番外藤原寺(トウゲンジ)。 
 78番雲胡寺(ウンコジ)。

番外藤原寺

78番雲胡寺
本日はここで打ち止め。 終日雨の寒い一日でした。

大国屋旅館が車で迎えに来てくれた。 
 昨夜の料理にもまして今宵の料理は鯛の活造り。

大国屋の料理

本日の歩行数:39,677歩
2010.4.17 (7日目) 晴れ

7:25
7:35

 宿をスタート。
小豆島総本院で納経。 

7:50
8:14

79番薬師庵からウオーク開始。 
 80番観音寺。 79、80、81番の朱印。

79番薬師庵

80番観音寺

観音寺を過ぎ小部(コベ)を過ぎて恵門の滝の標識から道は急坂になる。
息が弾む。

9:45

10:45

81番恵門の滝。

 本堂では10人ほどの団体さんがいて坊さんがお経を大きな声で唱えていた。
 修行場の雰囲気満点!

標高400mの鎖場で楽しむ。

81番恵門の滝山門

恵門の滝くさり場

恵門の滝くさり場

参道には寄進者の生駒市豊川○○との石柱がいくつも並んでいた。 
この豊川氏、ワタクシの家のご近所のお金持ち。 

豊川氏の石柱


12:55

恵門の滝を降りてからは、延々と海岸沿い13Km を歩く。

82番吉田庵。

82番吉田庵

フェリー
吉田庵まで来るともう遍路結願は間もない。

あと、福田港から出航していくフェリーを見ながら1時間歩くと

13:55

福田港に着く。 
初日に見つからなかった83番福田庵を探し参拝。 

83番福田庵

ちょうど1週間で結願できました。
15:30 福田港出航。
17:10 姫路港着。
19:50 自宅帰着。

7日間のうち4日は雨に祟られるという、散々な旅でしたがやり遂げた喜びはとても大きい。

本日の歩行数:40,060歩

数的まとめ
全歩行数 272,283歩
全歩行距離 163.3Km
交通費 7,770円
旅館代 50,051円
朱印代 7,350円
遍路用具代 1,700円
賽銭 約 1,000円
その他費用 約 6,000円
出費合計 約 74,000円
2010.4.21 晴れ
高野山への結願報告

3人で高野山へ島四国結願の報告にお参りした。 
これで「島四国」は完了!! 

極楽橋不動坂から登る

女人堂

奥の院への参道